| ■”祖父の学校”喜んで演奏 |
2006.06.25 |
30日、石巻市出身ピアニスト阿部さん
寄磯小の児童心待ち/
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ベルリンを拠点に演奏活動を続けている石巻市日和が丘出身のピアニスト阿部祥子さんが三十日午後三時から、祖父が校長を務めたことのある同市寄磯小(日塔光博校長、児童二十三人)で演奏会を開く。ピアノの生演奏を聴く機会が少ない同小の子どもたちは、阿部さんの来校を心待ちにしている。
阿部さんは七月一日午後一時半から、同市網地島の網小医院体育館で開かれる島おこしコンサートに出演するため帰郷する。久しぶりの帰郷を知った関係者が、阿部さん側に寄磯小での演奏を打診、実施が決まった。
都市部から離れた小規模校では、プロの生演奏を聴く機会がほとんどなく、学校側は「阿部さんの祖父が当校の校長を務めたことが縁。阿部さんと周囲の人たちに感謝したい」と話している。
阿部さんは石巻中時代、全東北ピアノコンクールで一位に輝いた。東京の桐朋女子高音楽科入学後も全日本学生音楽コンクール高校の部で奨励賞を受賞。パリ留学後、ベルリン音楽大国家演奏家コースからドレスデン音楽大マイスタークラスを修了。〇四年にバルセロナ国際音楽コンクール室内楽部門で優勝した。
島に戻ってきた有志で組織する「網地島のあじ朗志組」主催の島おこしコンサートには、阿部さんの友人で国立音楽大卒業後、渡欧して友愛ドイツ歌曲コンクールで入賞した歌手高山圭子さんも出演して独唱を披露。島おこしコンサートを一段と盛り上げる。 |
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