| ■木村石巻市議が辞職 |
2006.06.24 |
選挙違反親族逮捕で引責
当選後1カ月足らず繰り上げ当選、来週決定へ/
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やり直し石巻市議選で当選した後、弟ら親族二人が選挙違反事件で逮捕された木村忠良氏(五五)=無所属=が二十三日、道義的責任を取って市議の辞職願を高橋誠志議長に提出した。同日開会した六月定例議会の本会議で許可され、木村氏は五月二十八日の当選から一カ月足らずで議場を去ることになった。高橋議長は市議会の欠員を市選挙管理委員会に通知。選挙から三カ月以内であるため、市選管は来週にも選挙会を開き、次点だった庄司慈明氏(五五)=共産=の繰り上げ当選を決める予定。
木村氏は二十三日午前十一時半ごろ、所属会派のニュー石巻に退会届を提出。市議辞職を決断した心情、経過などを同僚議員らに説明した。
正午すぎに高橋議長に面談を求め、「一身上の都合で石巻市議会議員の職を辞したい」などとする辞職願を提出した。議長には「自分のためを思って弟と叔父が事件を起こしてしまった。これ以上、後援会の方に迷惑を掛けたくない」などと選挙違反事件に対して責任を取る意向を示したという。
高橋議長は「捜査で何らかの区切りがついてからのことだと思っていたので、正直びっくりした。潔い態度だと思う」と述べた。
ニュー石巻の会長を木村氏から引き継いだ阿部欽一郎市議は「本人にとって事件は不本意だったろうし、断腸の思いで決断したと思う」と無念さを代弁した。
会派への説明によると、木村氏は選挙で身内から逮捕者を出してしまったことを深く気に留めていた。自らの辞職を盾にして周囲に事件の影響が及ぶことを避けようとする意図が見えたという。
木村氏は石巻市給分浜の出身で、同市小渕浜在住。有権者数の少ない旧牡鹿町を主地盤にしながら、先の市議選で千八百八十九票を獲得し、定数三十四人中、十八位で当選した。牡鹿地区の三候補者の中ではトップの得票。
旧牡鹿町議を四期務め、新石巻市議は二期目だった。
木村忠良氏派選挙違反事件 県警捜査2課と石巻署が今月8日、公選法違反(供応、事前運動)の疑いで、木村忠良氏の弟の石巻市沢田志の畑、会社役員木村秀夫(五一)、叔父の同市吉野町三丁目、同木村昌視(六六)の両容疑者を逮捕した。
調べでは、告示前の5月12日、石巻市内の旅館で、会合に出席した20数人に1人当たり4000円相当の飲食接待をし、票の取りまとめと投票を依頼した疑い。
弟の秀夫容疑者の禁固刑以上の刑が確定した場合、木村氏は連座制が適用され、議員を失職する可能性があった。 |
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