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■楽天コール、興奮の渦 2006.06.18
プロ野球イースタン戦石巻市民球場
ヤクルトに8−4ファン、勝利に酔う/
 これぞプロの醍醐味(だいごみ)−。プロ野球のイースタンリーグ公式戦、東北楽天ゴールデンイーグルス−東京ヤクルトスワローズ戦(楽天野球団、三陸河北新報社、河北新報社主催)が17日、石巻市民球場で行われた。仙台を拠点に参入2シーズン目の楽天に対する地元の期待は高く、2000人を超す観客が球場を埋め、好天の下、熱い声援を送った。”若鷲(わし)”たちのスピードあるプレーは、野球ファンを酔わせた。試合は8−4で楽天が勝った。

 初めに、グラウンドに整列した両軍選手を前に土井喜美夫石巻市長が「プロの試合に触れる機会は少ない。素晴らしいプレーで感動を与えてほしい」と歓迎した。

 「胸が高鳴り、わくわくする」。楽天の松井優典、ヤクルトの小川淳司の両2軍監督に花束を贈呈した「ミス川開き」の会社員石川真由美さん(二六)と同阿部聖子さん(二三)は口をそろえた。

 始球式の大役を担った石巻市渡波中1年の投手・吉田貴史君(一二)と捕手・高橋孝輔君(一二)も興奮気味。楽天イーグルスジュニアで練習に励んだ2人は「打ち合わせ通りに直球が決まった」とストライクに満足げだった。

 試合は、選手の名前がコールされるたびに大きな拍手。二回に集中打で一挙4点を奪うプロの真骨頂に球場はどよめいた。「楽天は最高。選手と観客が一つになりいい雰囲気」と石巻市の大学生斉藤智美さん(一八)は友人と一緒に声をからしての応援だ。

 プロの試合から野球を学びたい−と、球場にはスポーツ少年団チームや中学校野球部も陣取った。中里小ブルーシャークス主将の6年鹿野峻佑君(一一)は「犠打もしっかりと決める。勉強になった」とプレーから目を離さない。

 今年は宮城水産高が春季東北高校野球大会、石巻専修大が全日本大学野球選手権に出場と、石巻勢が活躍。宮城水産高0Bで同市の無職佐藤進四郎さん(七一)と同小山繁記さん(六六)は「地元の高校や大学の野球部も、プロの試合を刺激にして、さらに快進撃をしてほしい」と願った。

【プロのダイナミックなプレーがスタンドを埋めた野球ファンを沸かせた】
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