| ■宮交バス、大筋で了承 |
2006.06.17 |
石巻市が再編・暫定運行案
広域含む8路線10系統
市の単独補助に/
|
|
|
|
石巻市内のバス路線のうち七割強に当たる十三路線・二十二系統の赤字路線廃止計画が浮上した問題で十六日、石巻市は八路線・十系統に再編しての暫定運行案を宮交石巻バスに示し、大筋で了承を得た。赤字路線は原則として今年九月末で廃止されるが、石巻市が市民生活に欠かせない路線として存続を求めたバス路線は運行系統を統合するなどして来年三月末までの半年間、運行を継続する。市と宮交側の協議に先立ち、県地域路線バス等対策連絡協議会の二地域部会があり、廃止対象の広域路線のうち四路線・五系統を石巻市の単独補助によって暫定運行することに同意した。
赤字バス路線をめぐる石巻市と宮交石巻バスの協議は、県石巻合同庁舎で行われた。市は通院・通学に必要で、代替交通機関を持たない路線を中心にして運行を継続することとし、八路線・十系統に統合。来年三月末までの運行を宮交側に提示した。
宮交側は大幅な統合によってダイヤ編成が複雑になるなどとしたが、「基本的には理解した。石巻市の示した方針で対応できるようにしたい」(山田秀夫取締役)と回答した。来年四月以降について石巻市は廃止バス路線の対策を策定中の総合交通計画の中で検討しており、市総合政策課の阿部明夫課長は「計画策定の過程で協議が必要になれば、協力してほしい」と述べた。宮交側は赤字路線廃止後も何らかの事業協力を継続したいとの意向を示した。
市の再編計画によって「向陽町」「石巻市内(山下)」「石巻専修大学」「石巻中里循環」「雄勝」「鹿又」などの路線は系統が減少したり、別の路線に組み入れられたりして大幅な減便は避けられない。しかし石巻赤十字病院や市立病院、石巻専修大へのアクセスはできるだけ確保するよう努めるという。
赤字バス路線の暫定存続に要すると見込まれる石巻市の負担は半年間で約四千四百七十万円となっている。
協議の前に、県地域路線バス等対策連絡協議会の石巻地域部会と、登米・石巻・気仙沼本吉合同部会が県石巻合同庁舎で開かれた。広域バス路線で廃止対象になった「石巻免許センター」の二路線・二系統と、「十三浜」「佐沼」の二路線・三系統を石巻市の補助で半年間、継続運行することが決まった。四路線のうち三路線はこれまで県の単独補助だった。 |
|