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■コンサル調査取りやめ 2006.06.15
石巻地域医療対策委
役割分担 独自に論議
休日夜間輪番制見直しの公算も/
  石巻地区地域医療対策委員会(会長・舛真一石巻市医師会会長)は、十三日夜県石巻合同庁舎で開いた理事会に、新石巻赤十字病院開設に伴う石巻二次医療圏の医療体制を検討するため、二〇〇五年度から二カ年コンサルタントに委託して実施を予定していた調査を、〇五年度分だけで取りやめると報告した。石巻医療圏の休日や夜間の救急患者の医療を担う病院群輪番制の見直しを強く求める意見があり、〇七年度以降見直しされる公算も出てきた。

 コンサルへの委託調査は〇五年度二百万円の予算で実施され、石巻医療圏の将来人口や推計患者数、公的六病院の現状、人口十万人当たりの医師数、地域住民の依存度などが盛り込まれた。

 〇六年度は公的六病院の役割・機能分担、民間病院の役割などを調査することにしていたが、「複雑な医療圏の現状をコンサルではまとめきれない」(委員会事務局の県石巻保健福祉事務所)と判断した。七月に専門委員会の議論を始め、来年三月に医療体制の方向性を報告書にまとめる。

 理事からは「データが古いし、稚拙な内容だ。専門委員会では最新データで議論を深めてほしい」という意見があった。

 病院群輪番制は、公的六病院が分担して救急医療を行い、二市一町が総額約七千八百万円の補助金を拠出している。当番日数は石巻赤十字病院と公立深谷病院が二百九十日で最も多い。

 理事の飯沼一宇石巻赤十字病院長は「当病院は三百六十五日救急患者を受け入れている。〇七年度以降、診療の実態と懸け離れた結論が導き出されては困る」と述べ、救急医療を担う公的六病院の実態に応じた補助金の支給を行うべきだとする考えを示した。

 〇七年度以降の病院群輪番制の在り方を検討する会議は七月末に第一回会議を開く。
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