| ■カツオ顔見せ50トン |
2006.06.07 |
石巻魚市場
本格化はまだ先/
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石巻魚市場に六日、巻き網によるカツオが大量に水揚げされた。量は五十トン。これまでもマグロなどに交じっての水揚げはあったが、まとまって運ばれてきたのは初めてで、市場は活気づいた。しかし、海域は依然水温が低く、漁場が北上しにくい状態が続いており、今後の水揚げはめどがたっていない。魚市場や仲買人は「早く、一日に何隻も水揚げがあるようになってほしい」と本格的な夏漁到来を待ち望んでいる。
水揚げしたのは、青森県八戸港所属の巻き網船第37惣宝丸(三三〇トン、高橋定一船長ら十一人乗り組み)で、五日、水戸沖で漁獲した。
魚市場には、船から降ろされた魚を大きさごとに選別する職員や競り値を会社と相談する仲買人の声、動き回るフォークリフトのエンジン音が響き渡った。
今季は水温が低く、暖流の北上を妨げていたため、カツオの北上が遅れている。加えて燃油高騰の影響で巻き網船が漁場に近い魚市場に水揚げしていたため、石巻魚市場への水揚げは昨年より半月遅れ、例年より一カ月半遅れとなった。
魚市場の須能邦雄社長は「魚体はやや小ぶりの中小(一・八キロ以上二・五キロ未満)と、小(一・五キロ以上一・八キロ未満)が主体だが、やっとカツオのシーズンに入ってきた。毎日水揚げが続くよう、三陸沖に漁場が形成されてほしい」と望む。カツオの質を見定めていた市内の仲買人も「魚体が小さいのが残念。早く本格化してほしい」と話していた。
魚市場によると、この日の水揚げ金額は千三十四万八千三百九十円。一キロ当たりの平均単価は二百七円(高値は特大の千二百円)。「魚体は小さいがまずまずの価格」という。 |
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