| ■絶滅危ぐ種繁殖に成功したよ |
2006.06.04 |
淡水魚「シナイモツゴ」
東松島・小野小、卵から育て立派に成長/
|
|
|
|
国の絶滅危ぐ種に指定されている淡水魚「シナイモツゴ」の繁殖に、東松島市小野小(茂木一吉校長、児童百六十三人)がこのほど成功した。この魚の保護に取り組んでいる大崎市鹿島台のNPO法人「シナイモツゴ郷(さと)の会」(安住祥会長)が募った里親事業に名乗りを上げ、昨年六月から校内の池で取り組んできた。今年も卵から繁殖させる予定だ。
同小の四年生二十八人が先月二十五日、郷の会メンバーと一緒に、校庭の池で卵から育てた体長三−五センチのシナイモツゴを網ですくい上げ、水槽に移した。この後、藻やゴミを除去。魚のえさのミジンコの卵が入っている田んぼ土も入れた。今後、シナイモツゴの卵を入れてふ化させる計画。
すくい上げた約百六十匹は、郷の会が引き取り、県内のブラックバスなどがいない安全な池に放流する。一度に五匹もすくい上げた粟野峻史君(一〇)は「しっかり育ってくれてうれしい。魚のことがいろいろ分かった」と喜んでいた。
シナイモツゴはコイ科の淡水魚で一九一六年に旧鹿島台町の品井沼で発見された。国の絶滅危ぐ種に指定され、天然記念物になっている。郷の会は、シナイモツゴを卵から育てる学校や個人を時期をみて募集する。問い合わせは0229(56)2150へ。
【学校の池で繁殖させたシナイモツゴを網でをすくう児童たち=東松島市小野小】 |
|