| ■鯨の搬入数記録更新確実 |
2006.06.01 |
今年に入り11頭目
石巻魚市場/
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石巻魚市場に一−五月に搬入された鯨が十一頭を記録し、混獲が許可された二〇〇一年以降最多だった〇三年の年間頭数に早くも並んだ。市場関係者は「鯨資源が増加しているのに加えて、需要、買い受け人、加工場とそろった石巻の強みが発揮されている。過去最高記録を更新するのは確実」とみる。五月三十日、岩手県海域の定置網に入った十一頭目の雄のミンククジラは、四百三十三万円と今年の最高値で取引され、市場を活気づかせた。
今年十一頭目のミンククジラは大船渡市綾里崎沖の大入漁場定置網に入っていた。大きくて定置網から出せなかったため、綾里漁協は混獲扱いとして綾里漁港に水揚げし、石巻魚市場に搬送した。岩手県からの搬送は十頭目。
体長は六・九メートルで体重は推定四トン。入札の結果、一メートル当たり六十二万七千円の四百三十三万円で市内の業者に引き取られた。魚市場は「大きさの割にやせていたが、三陸沖の調査捕鯨も終了しているため生肉への需要が高まり高値になった」と話す。
混獲扱いで石巻に搬入されたミンククジラは、混獲が許可された〇一年(七月一日から)は四頭、〇二年七頭、〇三年十一頭、〇四年七頭、〇五年八頭だった。
魚市場の須能邦雄社長は「十二月ごろまで定置に鯨が入る。鯨資源が増加しているので、定置網が多い岩手では混獲が続きそうだ。業者が多く、価格が高値安定している石巻への搬入はさらに増えるだろう」と話す。
取引価格についても「不調なカツオに代わる刺し身用生商材として鯨が重宝されているので、高め推移が見込まれる」と予測し、一頭だけで数百万円もするだけに搬入の主力として期待する。 |
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