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■大谷−松崎間も事業化 2006.05.30
三陸道本吉気仙沼道路
県が都市計画決定
大幅な時間短縮見込む/
 県は二十九日までに、三陸道本吉気仙沼道路(本吉町津谷長根−気仙沼市松崎高谷、延長一一・四キロ)のうち、都市計画区域である気仙沼市分を都市計画決定した。国は二〇〇六年度事業として、本吉気仙沼道路のうち、(仮称)大谷インターチェンジ(IC)が整備される本吉町九多丸以北の七・一キロを新規採択、整備区間に格上げしており、今回の都市計画決定により気仙沼・本吉地方では登米志津川道路、唐桑道路に次いで、三陸道の事業化が確定した。新年度事業費は二千万円で、用地取得に向け地質調査や測量、設計が行われる。

 本吉気仙沼道路は〇四年度に、ルート決定などに住民の意見を反映させるPI(パブリック・インボルメント)プロセス方式で、海側と山側の中間を走り、大谷地区を通る大まかなルートを決めた。

 朝夕を中心とした国道の渋滞を緩和させることで、通過時間の短縮、災害時の避難路確保、交通事故の減少など大きな改善が見込まれることから、依然として基本計画区間になっている志津川−気仙沼間の中で、整備を優先させた。

 計画交通量は一日当たり一万六千六百台。東北地方整備局の予測によると、開通時期は未定だが、本吉町−気仙沼市間の通過時間が三十五分から十三分短縮され二十二分になる。

 三陸道の宮城県側は仙台港北−河北IC間の約四十五キロが開通済み。現在は、石巻市桃生町内で建設が進んでいる。本年度中には、河北ICから七・四キロにある桃生豊里IC(石巻市桃生町太田)、桃生豊里ICから四・二キロの北にある桃生津山IC(同市桃生町脇谷)まで開通する。桃生津山ICは県道涌谷津山線に接続し、一般道の柳津大橋から登米市津山町の国道45号に出る際に最も近いインターとなる。

 さらに桃生津山−登米IC間九・六キロも〇七年度開通へ向けて建設が始まっている。唐桑道路(気仙沼市唐桑町只越−舘間、約三キロ)は〇二年度に事業着手。昨年十二月に着工した。完成年度は決まっていないが、東北地方整備局仙台河川国道事務所は、平成二十年代前半を目標にしている。

 今回の事業化確定により、気仙沼・本吉地方でさらに三陸道建設が加速することに期待が集まっている。
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