| ■障害児童生徒の教育支援確立へ |
2006.05.14 |
南三陸町
県教委指定で近く組織/
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県教委の特別支援教育体制推進事業の二〇〇六年度の推進地域に南三陸町が指定された。「読む」「書く」など特定分野の習得が難しい学習障害(LD)、集中するのが困難な注意欠陥多動性障害(ADHD)、知的発達の遅れはないが言語に遅れがみられる高機能自閉症など、学習や生活上の軽度発達障害がある児童生徒に対する適切な教育支援確立を目指す。従来の特殊教育対象の障害だけではなく、通常学級に在籍する「気になる」児童生徒に対して、一人一人の教育的ニーズを把握、支援していく。
町教委は近く、幼稚園から高校までの学校長、保健・福祉関係者らで組織する特別支援教育連絡協議会を設置し、町の推進体制を整備。さらに各校代表者による特別支援教育コーディネーター連絡協議会を設置し、連絡調整を図る。県教委は巡回相談や、医師、臨床心理士らによる専門家チームを設置して推進地域の支援に当たる。
推進地域には、県教委が〇三、〇四年度の二カ年、モデル事業を実施した大和町と、新規で南三陸町と女川町が指定された。志津川小は〇五年度に指定校として取り組んだ経緯もあり、地域のリーダー役を担う。
南三陸町教委の片桐博教育長は先日あった、南三陸町小中学校教育研究会の設立総会で、推進地域指定について説明。「県の支援を受け、町全体で取り組む。人間力豊かな子供たちを育てる学校力、教師力も高めたい」と話した。
LDやADHDは従来は「障害」とされてこなかった。しかし、言葉や知能に遅れがない場合は、周囲に理解されにくく、しかられたり失敗したりを繰り返すなどして自己評価が低くなってしまう子供もいる。指導の難しさも指摘されていた。 |
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