| ■熊山の風力発電計画中止 |
2006.05.07 |
気仙沼
カメイ「採算合わない」/
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県内大手の総合商社カメイ(仙台市)が経済産業省の外郭団体・新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)の支援で取り組んできた気仙沼市の熊山での風力発電計画は、採算性などから事業中止となった。
気仙沼市に六日までに入った連絡によると、カメイは「具体的な検討に入っていたが、コスト面などで折り合いがつかないので事業中止を決定した」と、採算性を最大の理由に挙げているという。
二〇〇三年に実施したフィールドテスト(風況精査)では、発電に十分な風力が比較的安定して得られ、「適地」と判断された。これを受けてカメイは〇五年度の東北電力風力発電プロジェクトに応募し、最短で〇八年度の設置を目指し、具体的な検討に入っていた。
計画では、高さ六十五メートル程度の中規模風車(八百五十キロワット級)を二基設置した場合、一般家庭の千二百世帯分、気仙沼市では全体の6パーセントの電気使用量を賄うことができると試算していた。
太陽光発電などとともに、次世代エネルギーのホープとして注目される風力発電だが、最近になり、施設の老朽化が進みやすく維持費がかさむなど採算性の難点も明らかになってきている。付近に生息する鳥類への影響を懸念する声も多い。
気仙沼市は「自然の力を生かした発電であり、事業化に期待していただけに残念だ。しかし企業判断なのでこれ以上は何とも言えない」と話している。 |
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