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■旧市前議員、6人が涙 2006.05.30
やり直し石巻市議選
新人健闘7人、旧町から4人
前回空白の雄勝は2人/
 二十八日に投開票が行われた選挙無効に伴うやり直し石巻市議選は、旧市部の前議員に厳しい結果となった。新人が旧町の四人を含む七人当選と健闘した一方で、旧市の前議員は六人が当選圏に届かず涙をのんだ。旧町の前議員は大半が得票を伸ばして議席を死守したが、旧市で再選した議員は多くが減票を余儀なくされた。旧町より旧市の投票率が低迷したこともあるが、旧町側が攻め込んだ選挙構図を浮き彫りにした。改選前より旧市の議員は三人減ることになり、今後の会派構成などに影響を与えそうだ。

 やり直し市議選は前回(昨年四月二十九日投票)の候補者六十一人より大幅に減少したことから、千五百票台中盤だった当選ラインの上昇が当初見込まれた。結果的に投票率の低下などで当選圏は千六百票台ぎりぎりの攻防になった。

 当選者の居住地を旧市町別で見ると、石巻が十八人(改選前二十一人)、次いで河南四人(三人)、河北三人(三人)、牡鹿三人(三人)、雄勝二人(ゼロ)、桃生二人(二人)、北上二人(二人)。

 前回四人の候補者が共倒れして議員「空白区」になった雄勝地区が、二人を上位当選させたのが際立っている。新人を含む三人の激戦になった北上地区は有権者数が約三千四百人と最も少ないのに、二人が二千票台で当選した。

 政党別では、公明の底堅さが目立った。トップ当選の伊藤啓二氏をはじめ三人が手堅く得票を固め、余裕で三議席を守った。半面、共産は女性候補だけが前回の得票に上積みしたが、前回二千票台だった二人が大きく減らし一人は落選。目標にした三議席維持をかなえられなかった。民主が一議席誕生させたが、社民は議席を失った。自民は届かなかった。

 議長、副議長、委員会構成などを決める新市議による臨時議会は六月八、九の両日開かれる予定となっている。

【旧市時代を含めると石巻市議に9選を果たした高橋健治氏も神妙な面持ちで当選証書を手にした=石巻市役所議場】
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