| ■夏も近づく”108夜”さあ茶摘み |
2006.05.25 |
石巻の桃生樫崎
茶寿につながる縁起物/
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日本最北の「茶どころ」と言われる石巻市桃生町樫崎地区で二十四日、「桃生茶」の一番茶の摘み取りが始まった。
初夏らしいさわやかな青空が広がったこの日、北上川を見下ろす傾斜地にある鹿島茶園(佐々木浩さん経営)の茶畑では、日よけ帽をかぶった近所の主婦ら八人が、川霧の恵みを受けて十センチほどに伸びたヤブキタ種の新芽を、慣れた手つきで次々に摘み取っていた。
摘み取りの開始は昨年より四日遅い。佐々木さんは「春先の寒さが影響した。収穫量はやや少なくなるかもしれないが、出来はまずまず」と話していた。摘み取りは約二週間かけて行う。
摘み取った茶は、蒸してから乾燥させるなどの工程を経て、一週間ほどで出荷する予定。価格は一番茶で百グラム二千円。こくのある味が特徴だ。
一番茶の摘み取りは、一般的に「八十八夜」(立春から数えて八十八日)前後に行われるが、桃生茶は二十日ほど遅い百八日を目安にしているため「百八茶」とも呼ばれる。年齢で百八歳は「茶寿」に当たることから、縁起物としても人気があるという。
【青々と輝く1番茶が手際良く摘み取られた=石巻市桃生町樫崎】 |
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