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■防音工事面積60パーセント縮小 2006.05.20
松島基地周辺の住宅
仙台防衛施設局が自治体に公表/
 仙台防衛施設局は十九日、航空自衛隊松島基地の住宅防音工事対象区域(第一種区域)の指定見直しについて、概要を東松島市と石巻市などに公表した。航空機のうるささ指数(WECPNL)を基に判断。東松島、石巻、塩釜(朴島)の三市で対象面積は現行の五千ヘクタールから二千ヘクタール(60パーセント減)、対象世帯も二万世帯から三千世帯(85パーセント減)と大幅に減る。これまで区域内だった石巻市稲井や水押、東松島市宮戸、東名のほか、野蒜と小野の一部地域が対象外になる公算が大きい。

 区域指定見直しは前回告示された一九八六年以来になる。現行区域と今回公表した見直し後区域のイメージ図を基に、今秋までに道路や河川、街並みなどを配慮した素案を作り、年内をめどに告示する予定だ。

 仙台防衛施設局の説明によると、区域指定は騒音度調査の結果でうるささ指数が七五以上になった区域が対象。前回調査(八五年度)と比べ、T2型機からF2型機へ機種変更、一飛行隊廃止で配備機数が七十機から四十機に減ったほか、飛行回数も年間五万二千回から二万七千回と半数になったことで指定区域が縮小したという。

 住宅防音工事は区域内に前回の告示以前に建築された住宅については、経過措置として、縮小される(指定解除)区域でも、おおむね一年半以内なら、希望する世帯で従来通り工事ができる。特に騒音の著しい区域(八五以上)で、建築年度の古い住宅(九一年まで)に対しては前回の告示後に住み始めていたとしても工事に対応する。

 仙台防衛施設局は昨年二月と七月、松島基地周辺の防音区域指定と航空機騒音の実態が整合していないなどとして、約五十カ所で大規模な騒音度調査を実施した。
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