| ■本吉町議会 合併を否決 |
2005.02.05 |
10対9で単独選択
気仙沼、唐桑は可決
「近く再提案」本吉町長/
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新・気仙沼市を目指す気仙沼、本吉、唐桑の三市町と、南三陸町を新設する志津川、歌津両町の議会は四日、それぞれ臨時会を開き、合併関連議案を審議した。三市町の合併は気仙沼、唐桑が可決したが、本吉は廃置分合議案を起立採決の結果一〇対九で否決し、ほかの関連議案は取り下げられた。これを受け千葉仁徳本吉町長は「近く再提案する」と述べた。本吉町では合併推進派の町民有志が賛成の署名活動を予定しており、再び曲折が予想される。志津川、歌津は関連議案を可決し、十月一日の新町誕生が確実になった。
本吉町議会は、合併関連議案のうち気仙沼市、本吉町、唐桑町の廃置分合議案で議長を除く十九人全員が討論をするという事態となり、十人が反対、九人が賛成の討論を述べた。起立採決の結果、一〇対九で否決したため他の四議案は取り下げられた。
冒頭の行政報告で千葉仁徳町長が「厳しい財政状況の中、合併による自治体の基盤強化が必要だ。(一市二町法定合併協議会がまとめた)新市建設計画には本吉町のまちづくりの基本理念は引き継がれる。合併推進が町民の民意と理解しており、県北の中核都市として役割を果たし、町民の生活向上に結びつく」と合併への理解を求めた。
反対討論では「新市建設計画は将来ビジョンに乏しく、財政の裏付けもあいまいだ。町民の負担はかえって増加する可能性がある」「本吉町が培ってきた振興会を核とした住民自治のまちづくりを捨ててまで行うに値する、真に町民のための合併なのか。大きな疑問だ」などと述べた。
一方、賛成討論では「合併は最大の行財政改革だ。八割を国県に財源依存している二割自治の中、単独で生き残れることはできないし、町民負担は増加し、住民サービスは低下する」「他の自治体が合併する中、独立ではなく孤立の可能性が大きい。小異を大事にしながらも大同につくべきだ」などの意見があった。
心からわびたい/
千葉仁徳本吉町長 否決という最悪の結果を招いたことを合併協議をしてきた一市二町の関係者に心からおわびしたい。厳しい行財政の現状を打開するには合併が必要。気仙沼市長、唐桑町長と善後策を協議し、早急に再提案したい。
【起立多数で合併議案を否決した本吉町議会=4日午後3時半】 |
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